
最近、息子がやけにキッチンに興味津々で、休日になると「パパ、今日の夜ご飯、僕も手伝いたい!」なんて言ってくるようになりました。小学校高学年になって、そろそろ自分で何か作れるようになってもいいかな、と思っていた矢先のことです。
ある日、一緒に本屋さんに行ったとき、息子が料理本コーナーで立ち止まって、じーっと何かを見ているんですよ。そこにあったのが、今回紹介する「煮もの 炊きもの」という本でした。
「パパ、これ見て!この肉じゃが、めっちゃ美味しそうじゃない?僕にも作れそうかな?」
写真に目を輝かせている息子の姿を見て、「よし、これなら一緒に料理を楽しめそうだな」と思い、その場で買って帰ることにしました。僕自身もレパートリーを増やしたいと思っていたし、何より息子との共同作業はきっと楽しいはずですからね。
特徴と体験レポート
家に持ち帰り、早速息子と「煮もの 炊きもの」を開いてみました。まず印象的だったのは、どのレシピも写真がとてもきれいで、料理の完成形がイメージしやすいこと。そして、工程が一つ一つ丁寧に解説されているので、料理に慣れていない僕や息子でも「これならできるかも!」と思える安心感がありました。
僕たちが最初に取り組んだのは、やっぱり定番の「肉じゃが」です。息子はじゃがいもの皮むきや、玉ねぎを切るお手伝いを担当。もちろん、危なくないように僕が横について見ていますが、包丁の持ち方も少しずつ様になってきて、頼もしいものです。
「パパ、この調味料って、どれくらい入れるの?」と息子が尋ねてきたので、「レシピに書いてある通り、大さじ2だよ」と教えると、慎重に計量スプーンで測って鍋に入れる姿は、まるで小さな料理人のようでした。鍋の中で具材がコトコト煮える音や、だんだんいい匂いがしてくるのに、息子は興味津々。
「うわー、いい匂いしてきた!早く食べたい!」
出来上がった肉じゃがは、僕たちが作ったとは思えないほど本格的な味わいでした。息子も一口食べると、「うん!美味しい!僕が作った肉じゃがだ!」と満面の笑み。普段あまり野菜を食べたがらないんですが、この日は自分たちで作った達成感もあってか、ぺろりと平らげていました。その後も、「ひじきの煮物」や「鶏と大根の煮物」など、色々な和食に親子で挑戦しています。どれも本当に美味しくて、僕たちの食卓がすっかり豊かになりました。まさに「煮もの 炊きもの」という名に恥じない、素敵な一冊です。
親子で感じたメリット
この「煮もの 炊きもの」を使って、息子と一緒に料理をするようになってから、本当にたくさんの良い変化がありました。
- 料理への興味と自信が育ったこと
息子は「自分でも美味しいものが作れるんだ!」という自信を持ったようで、今では週末の献立を一緒に考えるのが日課になっています。料理本を開いて「次は何を作ろうか?」と目を輝かせているのを見ると、買ってよかったと心から思います。 - 食育になったこと
食材の名前や栄養、旬について会話する機会が増えました。ピーマンが苦手だったのに、自分たちで作ったきんぴらピーマンは「美味しい!」と言って食べるなど、偏食が少しずつ改善されているのも嬉しい驚きです。 - 親子のコミュニケーションが深まったこと
一緒に台所に立つ時間は、学校での出来事や友達の話など、普段あまり聞けない話をする貴重な機会になりました。料理という共通の目標があるからか、自然と会話が弾むんですよね。 - 食卓が豊かになったこと
外食や出来合いのものが多かったわが家の食卓ですが、今では手作りの煮物や炊きものが並ぶようになりました。温かい家庭料理は、やっぱり最高です。
ちょっと気になった点
本当に良いことばかりの「煮もの 炊きもの」ですが、いくつか「もう少しこうだったら」と感じた点もあります。
- 一部の調味料が少し特殊かも
基本的な調味料でほとんど作れますが、たまに「みりん風調味料ではなく、本みりん」など、こだわりの調味料が推奨されていることがあります。もちろん、味の追求のためには良いのですが、普段あまり使わない家庭だと、わざわざ買い揃えるのがちょっと手間に感じるかもしれません。 - 子供だけで作らせるには注意が必要
これはこの本に限ったことではありませんが、火を使ったり包丁を使ったりするレシピが多いので、小学校高学年といえど、完全に子供一人で作らせるのは危険です。必ず親が付き添って、安全に配慮しながら一緒に作業する必要がありますね。 - レシピのバリエーションは煮もの・炊きものが中心
タイトル通り、煮ものと炊きものがメインなので、揚げ物や炒め物などのレシピを期待すると物足りなく感じるかもしれません。和食の基本を学ぶには最適ですが、幅広いジャンルを網羅したい場合は、他の本と併用するのが良いでしょう。
まとめ
「煮もの 炊きもの」は、小学校高学年の息子と一緒に料理を始めるきっかけとして、本当に素晴らしい一冊でした。料理の楽しさ、食材の大切さ、そして何より親子で一緒に何かを作り上げる喜びを教えてくれたように思います。
「パパ、今度はこれ作ってみたい!」と、目を輝かせながら次のページをめくる息子の姿を見るたびに、僕も新しい料理への挑戦が楽しみになります。食卓が賑やかになり、家族の会話も増え、料理の時間が大切な思い出の一つになりました。
もし、お子さんと一緒に料理を始めたいと考えているお父さんがいらっしゃったら、ぜひ「煮もの 炊きもの」をおすすめします。きっと、親子でたくさんの笑顔と美味しい体験が待っていますよ!



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